ZippyScore
ZippyScoreは、処理性能・携帯性・ディスプレイ・バッテリー・コスパ・接続性の6項目をもとに算出した独自評価です。
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- パフォーマンス: 処理速度・GPU性能
- 持ち運び: 画面サイズ・重量
- ディスプレイ: パネル種別・アスペクト比・リフレッシュレート
- バッテリー: バッテリー駆動時間
- コスパ: スペックと価格のバランス
- 接続性: ポートの種類と数
各項目はスペックをもとに定量的に算出しています。そのうえで編集部が製品全体を通して総合的に評価し、加点・減点を行ったうえで最終スコアを決定しています。
良い点・気になる点
良い点
- 約1.06kgの軽さで、毎日の持ち運びでも負担になりにくい
- 16GBメモリでマルチタスクも快適にこなせる
- 約23.3時間駆動の大容量バッテリーで、外出先でも安心
- 16:10の縦長画面で書類やWebページが見やすい
気になる点
- ポートはUSB-C×3のみでイヤホンジャックもなし→USB-Cハブがあれば安心
- 重いゲームや本格的な動画編集は苦手かも→軽めの作業と割り切れば十分
スペック
| OS | Windows 11 Home |
|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 5 226V (PassMark: 18,095) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 256GB |
| ディスプレイ | 14 インチ IPS液晶 (非光沢, 120Hz) 2560x1600 (16:10) |
| 重量 | 1.06 kg |
| インターフェース | USB-C × 1 (5Gbps)、USB-C × 2 (5Gbps/PD/映像出力) |
| グラフィックス | Intel Arc Graphics (G3D Mark: 5,486) |
| 生体認証 | 顔認証 |
| バッテリー | 最大 23.3 時間(容量:65 Wh) |
| カメラ | 約207万画素 |
| サイズ | 約 311 × 217 × 12.9 mm(幅×奥行×高さ) |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6 |
| Bluetooth | Bluetooth 5.4 |
| カラー | ルナグレー |
※構成は販売店・販売時期・地域によって異なる場合があります。
特徴レビュー
デザイン
このPCから見ていきましょう。カラーはルナグレーで、LenovoのIdeaPadシリーズでよく見る落ち着いた色合いです。MacBook Proに近いシックな配色で、カフェやオフィスに持ち出しても様になる印象ですね。厚みはわずか12.9mmと非常に薄く、「スリム」の名にふさわしい仕上がりが期待できます。
ルナグレーの落ち着いた正面デザイン
天板側もこのグレーカラーで統一されていて、ビジネスシーンでも違和感なく使えそうです。
統一感のあるルナグレーの天板
厚み12.9mmという数値からも、カバンへの収まりの良さは十分期待できるでしょう。
12.9mmの薄さが際立つ側面
持ち運びやすさ
次に持ち運びやすさです。本体重量は約1.06kgで、14インチクラスとしてはかなり軽い部類に入ります。同じLenovoのIdeaPad 5シリーズ(約1.4kg)と比べても、340gほど軽いモバイル向けボディに仕上がっています。14インチで1kgそこそこのPCは実はそう多くなく、通勤・通学バッグに入れて持ち歩く機会が多い人には嬉しいポイントです。
約1.06kgの軽量ボディ
ディスプレイ品質
続いてディスプレイです。標準はIPS液晶で、解像度2560×1600・アンチグレア仕様なので、映り込みを抑えつつ見やすい画面が期待できます。アスペクト比は16:10なので、縦方向が広くドキュメントやWebページも見渡しやすいでしょう。
2560×1600のアンチグレアIPS液晶
リフレッシュレートは120Hzに対応しているので、スクロールの滑らかさも期待できますね。有機ELディスプレイへのカスタマイズにも対応しており(日本版はプラス2200円)、鮮やかな発色にこだわりたい人は変更を検討してもいいかもしれません。
キーボードの打ちやすさ
キーボードはこれまでのIdeaPadシリーズと同じ系統のレイアウトを踏襲しているようで、快適な打鍵感が期待できますね。
IdeaPadシリーズ譲りのキーレイアウト
※掲載写真はUS配列の場合がありますが、日本向けのため実際は日本語配列です。
タッチパッドの使いやすさ
タッチパッドは大きめのサイズが採用されているようで、マウスを使わずに電車内や膝の上でもスムーズに操作できそうです。日常的なジェスチャー操作もストレスなくこなせるでしょう。
処理性能
処理性能を見ていきましょう。CPUはIntel Core Ultra 5 226Vを搭載していて、PassMarkのマルチスレッドスコアは18095、シングルスレッドは3822です。
PassMark 18095の処理性能
| スコア | 評価感 | 実際の使い勝手(イメージ) |
|---|---|---|
| ~5,500 | やや動作に余裕がない | 動作の引っかかりを感じやすく、複数作業ではストレスが出やすい。快適に使うにはやや厳しい水準。 |
| 5,500~8,000 | 日常用途向け | Web閲覧やOffice、テレワーク用途なら問題なく使える水準。 |
| 8,000~12,500 | 快適(標準) | 日常的なPC作業は余裕でこなせる。軽い動画編集や簡単なゲームにも対応しやすい。 |
| 12,500~20,000 | 高性能(主流) このPC | 複数アプリでの作業も快適。重めの処理や3Dゲームにもある程度対応できる。 |
| 20,000~40,000 | かなり高性能 | 高いパフォーマンスが求められる作業やゲームでも快適に使いやすい。 |
| 40,000~ | 非常に高性能 | クリエイティブ用途や高負荷な作業でも余裕があり、長く使える高い性能。 |
※PassMark CPU MarkはマルチスレッドのCPU総合性能を測る指標です。スコアは同一CPU・テスト環境でも多少の差が出ることがあります。
このスコアなら複数アプリを同時に開いてもストレスを感じにくいマルチタスク対応のレベルで、学生さんのレポート作成やビジネス文書の処理も快適にこなせそうです。グラフィックスはIntel Arc Graphicsを内蔵していて、PassMark G3Dスコアは5486なので、軽めのPCゲームや簡単な写真編集程度なら対応できるでしょう。
| スコア | 評価感 | 実際の使い勝手(イメージ) |
|---|---|---|
| ~1,500 | 最低限 | 3D性能はかなり控えめ。ゲームや重い3D処理にはあまり向きにくい。 |
| 1,500~3,500 | 軽い3D向け | 軽めのゲームや負荷の低い3D処理なら対応しやすい。設定は控えめ寄りで考えたい。 |
| 3,500~5,500 | 普通 このPC | 軽〜中程度のゲームやGPUを少し使う作業に対応しやすい。普段使い向け内蔵GPUとしては十分。 |
| 5,500~7,500 | 高性能 | 内蔵GPUとしてはかなり強い。軽めのゲームや画像処理もこなしやすい。 |
| 7,500~ | かなり高性能 | 内蔵GPUとしてはかなり上位。薄型ノートでもGPU性能にしっかり余裕を感じやすい。 |
※PassMark G3D Markは3D描画性能を測る指標です。内蔵GPU向けの目安のため、外部GPU搭載モデルとは直接比較できません。
バッテリー持ち
バッテリー評価:普通
65Whの容量自体は本来「長め」の目安に入るクラスですが、120Hzのリフレッシュレートを常用する使い方を考えると消費はやや大きくなりやすく、総合的には「普通」程度に見ておくのが無難でしょう。とはいえメーカー公称値は23.3時間とかなり余裕のある数値になっており、1日の外出なら電源を気にせず使えるゆとりのあるバッテリー容量です。
65Whバッテリーのレポート画面
ラピッドチャージ機能にも対応していて、15分の充電で最大2時間の使用が可能とのことです。外出先で残量が心配になっても、素早く回復できるのは安心材料ですね。
拡張性
端子まわりを見ていきましょう。USB-Cポートが3つ搭載されていて、そのうち2つはUSB Power Delivery対応・DisplayPort Alt Mode対応なので、充電しながら外部モニターに映像出力できる利便性もありそうです。
左右に配置された3つのUSB-Cポート
USB-Cが中心でイヤホンジャックがないという点は、この薄さを実現するためのトレードオフでしょう。ただ最近は軽量で安価なUSB-Cハブも増えてきているので、1つ持っておけば拡張性の不安はカバーできそうですね。
USB-Cハブがあれば拡張性は補える
Webカメラの実用性
Webカメラは約207万画素で、これまでのIdeaPadシリーズの傾向からすると十分きれいな映りが期待できそうです。物理的なプライバシーシャッターも搭載されているので、使わないときはレンズを物理的に隠せる安心感があります。
物理式のプライバシーシャッター
スピーカー音質
スピーカーはキーボードの左右に配置されているようで、この配置なら画面に正対して作業しているときも音が聞き取りやすいでしょう。これまでのIdeaPad 5シリーズもこのスピーカー配置で聞き取りは良好でした。
キーボード左右のスピーカー配置
セキュリティ機能
セキュリティ機能としては顔認証に対応していて、Windows Helloで画面を見せるだけでログインできるのは便利ですね。
Windows Hello対応の顔認証
価格
最後に価格です。この薄さ・軽さ・処理性能を考えると、¥177,100で購入できるのはかなり魅力的な価格設定と言えます。ディスプレイのカスタマイズ幅も広く、有機ELへの変更もプラス2200円程度、ストレージも512GBへプラス4400円程度で選べるとのことなので、予算に応じて仕様を調整しやすいのも嬉しいポイントですね。
総評
Lenovo IdeaPad Slim 5i Ultra Gen 11 (14-inch Intel)は、薄さ12.9mm・重さ約1.06kgという軽量ボディに、快適な処理性能と余裕のあるバッテリーを詰め込んだ一台です。USB-Cが3つのみで拡張性はやや弱めですが、それを差し引いても持ち運びやすさは大きな魅力でしょう。カバンを軽くしたいビジネスパーソンや、毎日ノートPCを持ち歩く学生さんにはぴったりの一台だと思います。
約1.06kgの重量は持ち運びやすく普段使いPCとしての使い勝手はいいです。
価格
販売サイト
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