ZippyScore
ZippyScoreは、処理性能・携帯性・ディスプレイ・バッテリー・コスパ・接続性の6項目をもとに算出した独自評価です。
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- パフォーマンス: 処理速度・GPU性能
- 持ち運び: 画面サイズ・重量
- ディスプレイ: パネル種別・アスペクト比・リフレッシュレート
- バッテリー: バッテリー駆動時間
- コスパ: スペックと価格のバランス
- 接続性: ポートの種類と数
各項目はスペックをもとに定量的に算出しています。そのうえで編集部が製品全体を通して総合的に評価し、加点・減点を行ったうえで最終スコアを決定しています。
良い点・気になる点
良い点
- 価格の割に剛性感の高いボディで、安っぽさがなく長く安心して使える
- 14型IPS+16:10ディスプレイで、Webや書類を一度に広く見渡せる
- エントリー機なのにキーボードバックライト付きで、暗いところの作業も安心
- SD・USB-A×2・HDMI・USB-Cまで揃い、USBハブを買い足さずに済む
- ストレージはリード5152MB/sと速く、起動やファイル操作が軽快
気になる点
- 実測1566gと14型としては重めで、毎日持ち歩くと負担になりやすい
- 高負荷時に45.9dBの甲高いファン音が出て、静かな場所だと気になる
- 付属充電器が実測323gの専用品で重く、トラックパッドのクリックがやや二重になりがち
スペック
| OS | Windows 11 Home |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 5 220 (PassMark: 18,586) AMD Ryzen 7 250 (PassMark: 26,355) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 512GB |
| ディスプレイ | 14 インチ IPS液晶 (60Hz) 1920x1200 (16:10) |
| 重量 | 1.56 kg |
| インターフェース | USB-A × 2 (5Gbps)、USB-C × 1 (10Gbps/PD/映像出力)、HDMI × 1 (ver.1.4)、SDカード × 1、イヤホンジャック × 1 |
| グラフィックス | AMD Radeon Graphics (G3D Mark: 2,357) |
| NPU | - |
| 生体認証 | 指紋認証 |
| バッテリー | (容量:54 Wh) |
| カメラ | 約92万画素 |
| サイズ | 約 314.0 × 226.15 × 18.9 mm(幅×奥行×高さ) |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6 |
| Bluetooth | Bluetooth 5.3 |
| Officeの有無 | - |
| カラー | Platinum Silver / プラチナシルバー |
実機レビュー
それでは、Dell 14 (DC14255, 2026)の実機レビューを見ていきます。今回レビューで使用したのは、以下の構成です。
| 項目 | レビュー機の構成 |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 5 220 |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 512GB SSD |
| ディスプレイ | 14型 IPS (1920x1200, 60Hz) |
| グラフィックス | AMD Radeon Graphics |
| カラー | Platinum Silver |
※販売時期や購入先によって構成が異なる場合があります。
デザイン
カラーはプラチナシルバー。正直エントリー機だしそこそこかな…と思っていたんですが、これはいい意味で裏切られました。価格の割に剛性感があって、プラスチッキーな安っぽさがないんですよね。安い価格帯のPCってどこかにチープさが出がちなんですが、このDell 14 (DC14255, 2026)はしっかりした作りで、ここは意外なポイントでした😮
剛性感のあるプラチナシルバーの正面
シンプルで上品な天板
天板はシンプルなDellロゴだけのすっきりしたデザインで、さりげなくかっこいいです。
ロゴだけの潔い天板
厚みは標準的で、特別分厚くもなく超薄型でもない、ちょうどいいくらい。カバンへの収まりも普通に良いです。
分厚すぎない標準的な薄さ。
裏面はエントリー機らしい作りですが、大きめの排気口があって効率的なエアフローは効いてきます。
大きな排気口で放熱に配慮した裏面
ひとつ正直に言うと、カバーを開けるとき本体ごと少し持ち上がっちゃうので、左手で押さえながら開ける必要があります。このあたりはエントリー機らしいヒンジの感触ですね。仕方なしです。
片手でスッと開くわけではないね
外観を見たところで、実際に持ったときの感覚もチェックしていきましょう。
持ち運びやすさ
重さは実測で1566g。これは正直ちょっと重いですね。最近の14インチクラスは1.4kg以内のモデルがすごく増えてきたので、実測1566gは14型としては重めで、毎日持ち歩くと負担を感じやすいです。たまに持ち出すくらいなら全然問題ないですが、常に持ち歩く相棒とするにはちょっと重いかなぁと。
実測1566gとやや重めの本体
加えて専用充電器も実測323gあって、これもまた重いんですよね。ただここはサードパーティのUSB-C充電器(Ankerなどの小型タイプ)を使えば充電できるので、外に持ち出す人は軽い充電器を別途用意すれば持ち運び時の重さは軽減することができます🙆♂️
実測323gの専用充電器
USB-C充電対応なので持ち運びには軽量充電器が安心
片手で持つとやっぱりずっしり来ます。その分筐体の剛性感はあるのでタイピングのしやすさには効いてきます。
片手だとずっしり感じる重さ
ディスプレイ品質
次にディスプレイです。エントリー機ながらIPS液晶を採用していて、発色はそこそこいいです。IPSの中でもレベル差はあるので「すごくいい」とまでは言えないレベルですかね。たくさんのPCをレビューしていてもっと良いIPS液晶を知ってしまっただけにこの評価ですが、普段使いなら全く問題ないです。
そこそこ良好なIPSの発色
そして若干輝度は弱いですが、IPSだけあって視野角も広く、斜めから見ても色合いが変わりません。
斜めでも色が崩れない広視野角
そして最近流行りの16:10アスペクト比なので、Webページも縦に広く表示できてスクロール回数が減るのが地味に効いてきます。16:9のPCと比べると表示領域が違うのは一目瞭然。
縦に広く使える16:10画面
ノングレア(非光沢)液晶なので、蛍光灯などの映り込みもあまり気になりません。テカテカするグレア液晶が苦手な人にはうれしいポイントですね✌️。
映り込みが少ないノングレア液晶
キーボードの打ちやすさ
次にキーボードです。Dellはグローバルメーカーだけあって、キー配置はユニバーサルな作り方で素直です。Enterキーとカッコのあたりが少しくっついていますが、日本語入力で困ることはまずないですね。低価格PCにありがちな変な配列ではないので安心です。
素直で使いやすいキー配列
打鍵感も良好で、これはさっき言った筐体の剛性感が効いています。土台が安定していると打ち心地もいいんですよね👌。重さはマイナス要素でしたが、その分ここでプラスに転じています。
土台が安定した心地よい打鍵感
意外だったのがこのクラスでキーボードバックライトを搭載している点。エントリー機だと省かれがちなんですが、暗いところでの作業も安心です。
暗所で助かるキーボードバックライト
タッチパッドの使いやすさ
タッチパッドは正直ちょっと使いづらいなと感じました。サイズは大型化されていていいんですが、クリック感が好みでなく、クリック音も大きいかなと。ここは惜しいポイント。
大型だがクリック感は惜しい
とはいえジェスチャー操作は問題なくて、複数ウィンドウの切り替えなどはスムーズにできました。
ジェスチャー操作はスムーズ
処理性能
CPUなどの処理性能をみていきましょう。正直、性能には期待しすぎないほうがいいです。重い作業向けではない、いわゆる軽作業向けのスペックですね。PCMark 10は5614で、Web閲覧やOffice操作といった一般的なパソコン作業なら全く問題ない、というレベルです。とはいえ普段使いには十分。
PCMark 10は5614
| 総合スコア | 評価感 | 実際の使い勝手(イメージ) |
|---|---|---|
| ~4,000 | 最低限 | Web閲覧や簡単な作業は可能。複数タスクやタブを多く開くと重さを感じやすい。 |
| 4,000~5,000 | 軽作業向け | 日常作業は可能だが、複数アプリの同時使用では待ち時間が出やすい。 |
| 5,000~6,500 | 快適(主流) このPC | ほとんどの作業がストレスなくこなせる。仕事・学業・オンライン会議も安心して使える。 |
| 6,500~8,000 | 高性能 | 複数作業も余裕。軽い写真編集やプログラミングなどにも対応できる。 |
| 8,000~ | かなり高性能 | 動画編集など重めの処理にも対応。長く使える性能で不満を感じにくい。 |
※PCMark 10は総合的な快適さを示す指標です。実際の体感はCPU・メモリ容量・SSD速度などによって変わる場合があります。
GPUは3DMark Steel Nomad Lightで738と、グラフィック性能はそんなに強くありません。このPCでPCゲームをやろうという人はあまりいないと思うので問題ないですが、本格的なゲームは期待しないほうがいいですね。
3DMark Steel Nomad Lightは738
| スコア | 評価感 | 実際の使い勝手(イメージ) |
|---|---|---|
| ~400 | 最低限 | 3D性能はかなり控えめ。ゲーム用途にはあまり向きにくい。 |
| 400~900 | 軽い3D向け このPC | 軽めのゲームや低負荷の3D処理なら対応可能。 |
| 900~1,500 | 普通(主流) | 内蔵GPUとしては標準的。軽〜中程度のゲームを設定次第で楽しめる。 |
| 1,500~2,200 | 高性能 | 内蔵GPUとしてはかなり強め。ゲームや3D処理も快適にこなしやすい。 |
| 2,200~ | かなり高性能 | 軽量PCとしてはトップクラスの3D性能。余裕のある描画性能。 |
※3DMark Steel Nomad Lightは軽量PC・内蔵GPU向けの3D性能指標です。Time Spyとはスコアレンジが異なるため、直接比較はできません。
意外と頑張っていたのがストレージで、リード5152MB/s・ライト4054MB/sと最近のSSDの中でも速い部類。これもあって一般的な作業ならサクサク快適です。
リード5152MB/sの速いSSD
| スコア | 評価感 | 実際の使い勝手(イメージ) |
|---|---|---|
| ~600 MB/s | 最低限 | HDDよりは速いが、最近のSSDとしては控えめ。アプリ起動や読み込みはやや遅く感じることがある。 |
| 600~1,500 MB/s | 普通 | 日常用途では問題ないが、最新SSDと比べるとアプリ起動や読み込み速度はやや見劣りしやすい。 |
| 1,500~3,500 MB/s | 快適(主流) | アプリ起動やファイル読み込みがスムーズで、普段使いでは不満が出にくい。 |
| 3,500~5,500 MB/s | 高速 このPC | 大きなデータの読み込みやアプリ起動もかなり快適。上位クラスのSSDらしい速さ。 |
| 5,500 MB/s~ | かなり高速 | 高速なNVMe SSDらしい性能で、重いデータを扱う場面でも待ち時間を感じにくい。 |
※CrystalDiskMarkはストレージ(SSD)の速度を測る指標です。PC全体の性能ではなく、主にアプリ起動やファイル読み込みの速さに影響します。
バッテリー持ち
バッテリー評価:普通
バッテリーは約54Whと、標準的なサイズを搭載しています。一日の普段使いなら問題なく持つ部類ですね。ただ外に持っていくときは、さっき紹介した小型のUSB-C充電器を一緒に持っておくと安心できるかと思います。USB-C充電に対応しているので、荷物を軽くしたい外出時はそれが頼りになります🔌
標準的な約54Whのバッテリー
ファン音と発熱
気になるファンの音と発熱もチェックします。アイドル時、何もしていないときはほぼ無音で静かです。
アイドル時はほぼ無音
ただ負荷をかけるとそれなりに音がして、高負荷時は45.9dBの甲高いファン音が出て、静かな場所だと耳につく感じでした。キーンとした音質なので、数値以上に気になる人はいるかも。
高負荷時は45.9dBと甲高め
| 騒音レベル | 評価感 | 体感イメージ |
|---|---|---|
| 30 dB未満 | ほぼ無音 アイドル時 | ファン音はほとんど聞こえない。図書館並みの静けさで、集中作業にも最適。 |
| 30〜35 dB | 静か | わずかに聞こえるが気にならないレベル。静かな部屋でも作業に集中できる。 |
| 35〜40 dB | やや聞こえる | 「回ってるな」と分かる程度。作業の邪魔になりにくく許容できるレベル。 |
| 40〜45 dB | うるさめ | 静かな環境では気になりやすい。ヘッドフォンを使いたくなる場面もある。 |
| 45〜50 dB | うるさい 負荷時 | 長時間使用するとストレスになりやすい。冷却優先の設計といえる。 |
| 50 dB〜 | かなりうるさい | 高負荷時に目立つ騒音レベル。ゲーミングPC的な冷却設計で性能重視。 |
ただ排気口が本体後ろ側にあるのは良いポイント。マウス操作中に右側から温風が当たって不快…ということがなく、手元は快適です。
手元に当たりにくい背面の排気口
拡張性
ここはエントリー機ながら充実していて、お気に入りポイントです。SDカード・USB-A×2・HDMI・USB-Cまで揃っていて、USBハブを買い足さずに済むのはうれしいですね。
充実した左側のポート
右側もしっかり端子を確保
実際にHDMIで27インチ4Kモニターにつないでみたところ、問題なく表示できました。
HDMIで外部モニター出力
さらにHDMIとUSB-Cを使えば外部ディスプレイ2枚出力もでき、本体と合わせてトリプルディスプレイも実現できました。在宅作業で画面を増やしたい人にもいい感じです👍
USB-Cで2画面追加も可能
Webカメラの実用性
内蔵Webカメラは720pなので高画質ではないですが、実際に撮ってみると思ったよりきれいに写りました。ビデオ通話なら全く問題ないレベルですね。
ビデオ通話に十分なカメラ映り
スピーカー音質
実際に映画を視聴してみましたが、主観で10点満点中7点くらい。特別クリアで迫力があるわけではないですが、事務作業やビデオ通話なら全く問題ない音質です。
動画やビデオ通話に十分な音質。動画鑑賞もそこそこ楽しめます。
セキュリティ機能
セキュリティ機能としては指紋認証を搭載。これがあるとWindowsのロック解除が一瞬で済むので便利ですね。しかも内蔵Webカメラには物理プライバシーシャッターも付いていたので、使わないときにレンズを物理的に隠せて安心です😉
ロック解除が速い指紋認証
総評
Dell 14 (DC14255, 2026)は、かなり安い価格帯から取り揃えられていて、それでいて基本機能がしっかり充実しているPCです。実測1566gの重さや高負荷時のファン音といった注意点はありますが、剛性感のあるボディ・見やすい画面・充実ポートと、最初の1台に欲しいものはきっちり押さえています。僕としては、安かろう悪かろうは嫌だけどできるだけ価格を抑えてPCを選びたいPC初心者の方にぴったりの一台だと思いました。
価格以上の安心感がある一台
価格
販売サイト
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